調査
【広島経協調べ】
令和6年4月度景気動向アンケート調査結果 (5月1日発表)
・広島県の景気については、「やや良い」が2割、「普通」が5割、「やや悪い」が2割、
「悪い」が1割となっており、前回調査(令和5年10月度)と比較し、「やや悪い」と答えたところ
が減少するなど、多少、回復傾向にあることが感じられる。
・景気が「やや悪い」「悪い」と答えたところでは、その要因として、半数以上が「原材料価格の高騰」
「物価の上昇」「個人消費の低迷」を挙げている。
・経営上の問題点では、前回調査同様、「人材の確保」が一番多く、次いで、「原材料価格の高騰」
「人件費の上昇」「人員不足」「人材の養成」「競争激化」「人口減少」の順となっている。
令和6年4月度雇用動向アンケート調査結果 (6月1日発表)
・令和6年3月新卒採用状況については、8割が採用したと答えている。
・雇用の過不足状況については、約5割が「不足」と回答している。「不足」と回答した企業を職掌順に
みると、「生産」が1番多く、次いで「営業」「事務」の順となっている。また、年齢層では
「20~29歳」が、特に不足となっている。
令和6年度決定初任給調査結果 (8月1日発表)
・令和6年度決定初任給調査結果によると、学歴別に単純計算した結果、大学院卒245,973円、
大学卒220,197円、短大卒195,849円、高専卒198,719円、高校卒185,301円となっている。
令和6年10月度景気動向アンケート調査結果(11月1日発表)
・広島県の景気については、前回調査(令和6年4月)と比較し、「やや良い」が1割、「普通」が
6割、「やや悪い」が2割、「悪い」が1割となっている。
・景気が「やや良い」と答えたところでは、「国内外からからの観光客の増加」「雇用動向」
「設備投資の拡大」「個人消費の増加」「株式市場の動向」を挙げている。
・経営上の問題点では、「人材の確保」が一番多く、「原材料の高騰」「人件費の上昇」「人員不足」
「人材の養成」等、人に関する問題が、景気の回復につながりにくい要因となっている。